わんこが小さい頃に気を付けること

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ペットフード

総合栄養食のドッグフード・キャットフードには、対応するライフステージ(成長段階)が記載されています。愛犬・愛猫の栄養管理の基本は、総合栄養食のフードをライフステージに応じて与えること。表示されているライフステージと目安の期間を知って、愛犬・愛猫の成長や健康状態に応じてフードの与え方を見直せるようにしておきましょう。

子犬・子猫の期間に与えるフード。「子犬用」「パピー」「子猫用」「キトン」「成長期用」「グロース」などの表示や「1才まで」などの年齢・月齢表示がされています。
体の成長や機能の発達のために栄養がとくに必要な時期ですが、胃が小さく少しずつしか食べられないので、少量で効率よくエネルギーがとれる栄養バランスとなっています。
犬の場合、犬種や成犬時の体の大きさの違いなどによって、成長が続く期間が異なります。猫もメインクーンなどの大型種では成長期が長い傾向にあります。定期的に体重を量り、フードのパッケージにある給与量の目安などを参考に、愛犬・愛猫の成長に合わせてフードの量を適切に増やしていってください。

「成犬用」「成猫用」「維持期用」や、「〇才以上」「〇才~〇才」などの年齢表示がされています。総合栄養食としては高齢期まで含めた成犬・成猫用の栄養バランスが定められているだけですが、加齢による変化が現れる7才前後で区切っている商品もあります。
避妊・去勢後はそれまでより必要なエネルギー量が減り、太りやすくなります。定期的に体重測定をして、太らせない栄養管理をしましょう。体重管理や気になる健康ポイントに応じた機能性フードもさまざまにあります。

「〇才から」「高齢期用」「シニア」「エイジングケア」などの表示がされています。平均寿命のおよそ半分を過ぎた頃からが目安ですが、フードブランドやラインナップによってさまざまに切り替えの時期が設定されています。
加齢で代謝が悪くなるのに応じたものや、高齢期に衰えがちな健康に配慮した商品などがあります。さらに年をとって食べる量や消化吸収能力が衰えてきた場合に応じたハイシニア用のフードが用意されているブランドもあります。
老化は個体差が大きいものです。着眼点もブランドによってさまざまですので、表示年齢はひとつの目安として、獣医師とも相談しながら愛犬・愛猫の健康状態に合ったフード選びをしましょう。

「全成長段階用」「オールステージ用」などの表示がされています。子犬(子猫)、成犬(成猫)などのライフステージ別に給与量の目安が表示されています。ライフステージの異なる犬または猫を複数飼っている場合に便利ですが、個別に給与量の管理が必要です。栄養価の高いフードが多く、食べ過ぎる傾向がある場合は給与量に気を配りましょう。
ふだんのフードへのトッピングなどに楽しめる嗜好性の高いフードも多くあります。

愛犬・愛猫の基本の健康管理は、ライフステージに合った総合栄養食を与えていれば
OKですが、気になる健康などに対する機能性を打ち出したフードもあります。避妊・
去勢手術後の体重管理向けのフードや、食物アレルギーの犬や猫などのために原材料や
成分を厳選したフード、そのほか、気になる健康や犬・猫の特性などに対して留意した
フードを選ぶことができます。
あくまで、健康な犬や猫がその健康を維持するためのものですので、
病気の疑いがある場合には、獣医師の診断を受けてください。

避妊・去勢手術後は、オス・メスともに太りやすくなることがあります。そのほかの場合もふくめ、太りやすい犬・猫の体重ケア用に、栄養や消化・吸収のされ方が工夫されたフードが多くあります。「体重管理」「避妊・去勢後」などのほか、「インドア」「室内犬(猫)」などの表示のあるフードの多くも同様の工夫がされています。
すでに肥満の状態から減量する場合には、飼い主さんの自己判断でフード選びをするのではなく、栄養不足にならないように獣医師と相談しながら行いましょう。

愛犬・愛猫に食物アレルギーがある場合は、アレルゲン(アレルギーの原因となる物質)を排除したフードを用意できることが理想です。アレルギーが起こりにくいようにたんぱく質を変化させたフードのほか、アレルゲンとして多く報告されている原材料などを排除したフードがあります。避けたい原材料によって、複数の商品を用意しているブランドもあります。
食物アレルギーのアレルゲンはさまざまですが、特定が難しいという側面もあります。食物アレルギーが疑われる場合は、アレルゲンを正しく避けられるよう、獣医師の診察を受けましょう。

尿路や皮膚・被毛、関節、腎臓、便通など、気になる健康に着目したフードがさまざまにあります。あくまで健康な犬・猫が健康を維持するための食事ですので、少しでも気になる症状や病気の疑いがある場合には獣医師の診断を受けてください。

大型犬・小型犬などの犬のサイズ別や、犬種・猫種別のフードもあります。各ブランドによって栄養バランスや気になる健康、食べやすさなど着目点はさまざまです。

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