食べてもらえるペットフードとは

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それまで食べ慣れていたペットフードからいきなり新しいフードに切り替えると、成分のちがいから消化不良を起こしてしまうこともあります。フードを切り替えるときには、最初は今までのフードに少しだけ新しいフードを混ぜ、1週間ほどかけて、少しずつ新しいフードの割合を増やしていきましょう。
とくに高齢期は、胃腸のはたらきが落ちてきていることに加え、味の好みが頑固になっている場合もあります。さらにゆっくりと新しいフードに慣らしていくといいでしょう。

フードの食いつきが悪い場合は?

愛犬・愛猫のフードの食いつきが悪いと感じて、フードに原因があるのではないかと考える飼い主さんも多いようです。まずは健康な状態かどうか、動物病院で診察してもらいましょう。体調が悪くて食欲が落ちている場合もあれば、食いつきが悪いと感じているのは飼い主さんだけで、じつは充分な量を食べていて健康な場合もあります。
このほか、もっとおいしいものを出してくれるのではないかと飼い主さんを試している場合や、おやつでおなか一杯になって主食のフードが食べきれない場合もあります。おやつの割合が多くなると栄養バランスがくずれるので、おやつは、1日にとるべき摂取エネルギーの10~20%までにしましょう。
ドライフードの場合、開封して日にちがたちすぎると、脂質が酸化して風味が落ちたり傷んだりしてしまっていることもあります。できるだけ空気に触れないよう密閉して直射日光の当たらない場所に保存し、早めに消費するようにしましょう。

主食フードとおやつの割合は?

おやつでのコミュニケーションは、愛犬・愛猫と飼い主さんのきずなを深めたり、しつけに役立ったりします。歯垢の除去に役立つなどの機能のあるおやつもあります。
しかし、おやつを好きなだけ与えていると、栄養バランスが崩れてしまいます。肥満の原因になることもあります。おやつは1日に必要なエネルギー量の10~20%以下にとどめましょう。与えた分だけその日のフードを減らして、摂取エネルギーのコントロールをすることも大切です。
病気などで療法食を与えている場合は、おやつを与えていいかどうか、量はどのくらいまでか、獣医師の指示に従いましょう。

ペットフードの保存の仕方

ペットフードは、未開封のものも含めて、直射日光の当たらない温度変化の少ない場所で保存します。賞味期限を確認し、期限内に使い切るようにしましょう。
ドライフードは、空気に触れることで酸化しやすい栄養素が含まれています。フードが酸化すると、フードの嗜好性が低下して食いつきが悪くなったり栄養が損なわれたりします。開封したらできるだけ空気が残らないようにしっかりと封をして、冷暗所で保管してください。結露するおそれがあるので、冷蔵庫には入れないでください。短期間で消費できる小分け袋になっている商品などもあります。
ウエットフードは、水分が多く開封すると傷むのが早いため、1回で使い切れないときには缶のにおいがフードに移らないように別の容器に移し替えて冷蔵庫で保管し、2~3日中に使い切りましょう。やむを得ない場合は冷凍保存しましょう。

手作りドッグフードのメリット・デメリットを知っておく

手作りのドッグフードは、飼い主さんが愛犬に食べさせているものを完全に把握できるというメリットがあります。また、添加物や愛犬の食物アレルギーが気になる場合は、それらを排除できるといったメリットも。実際に手作りしている飼い主さんのなかには、食事を通して愛情表現ができることに喜びを感じているかたも多いようです。

しかし、手作りのドッグフードのみで愛犬に必要な1日の栄養素をまかなおうとすると、かなりの知識と労力が必要になるほか、金銭的にも高くつく傾向が。そのため、主食となるドッグフードを毎日手作りするのは、非常に難易度が高いといえます。

特に、市販のドッグフードと比べると、手作りのドッグフードは栄養がアンバランスになりがちであることが懸念点とされているため、基本的に手作りフードはエネルギーベースで1日の20%までにして、80%を総合栄養食でまかないましょう。

なお、市販のドッグフードに使用される添加物は、安全性が確認されているものですので、極端に心配する必要はありません。また、愛犬が食物アレルギーの場合は、食物アレルギー用の療法食を与えるという方法もありますので、かかりつけの獣医師に相談してみるといいでしょう。

手作りするとき「味付け」は絶対にせず、与える量に十分注意する

ドッグフードを手作りするときに重要なのは、嗜好性よりも健康を意識することです。おいしさと栄養バランスを両立させたくても、人の味覚でおいしく感じるものを犬がおいしいと感じているわけではないので、ペットフードよりおいしく仕上げることは難しいです。

また、ドッグフードのレシピは、作りやすい分量で紹介されているものが多いため、一度に作った分をすべて愛犬に与えると、カロリーオーバーしてしまうことがあります。ちなみに、手作りフード同様、おやつ(主食以外の食べ物)を与えるときも1日に必要なエネルギー要求量の20%以下におさめるのが基本ですので、おやつを与えたときはそのカロリー分、主食のドッグフードの量を減らすなど、適量を意識して食べさせるようにしましょう。

手作りドッグフードにおすすめの食材

野菜・果物類

バナナ/りんご/いちご/すいか/キャベツ/にんじん/きゅうり/じゃがいも/さつまいも /ブロッコリー/トマト/大根/レタス など

魚介・肉類

まぐろ(赤身)/鮭/たら/たい/ささみ・胸肉などの鶏肉/豚肉/牛肉(赤身肉)/レバー など(※)

その他

ヨーグルト/ごはん/豆腐/納豆 など

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